日本書記の暗号に書かれた「孝一族の時代(卑弥呼の時代)」
日本書記には、卑弥呼や壹与については、倭迹迹日百襲姫命の箸墓に関すること以外はほとんど記載されていない。また、卑弥呼や壹与の年代にあったとされる魏との交流については、全く記載がない。
しかし、孝昭、孝安、孝霊の各天皇の「年月日の暗号」を解読すると極めて多くのことが分る。
この時代に関しては、三国志に記載されている年代とその記事が、当時の日本に何があったかを書き残してくれている。日本書紀においても三国志に記載された年代がすべて読めるのである。
次の「表113 日本書記における魏国への朝貢の記録」を見ていただきたい。
「年月日の暗号」は、数字の扱いによっていろいろな結果が得られてしまう心配がある。信頼性が乏しいのである。表には、面白い解読方法や信頼性がありそうなものを、地の色を青色に着けておいた。
注)にも重要なことは書いておいたので、関係する記事を読んでいただきたい。
以前に、「日本書記の『神武の時代』を推理する」という記事を投稿したが、孝昭天皇から孝霊天皇までの『孝一族の時代(卑弥呼の時代)』も、まさに推理を必要とする。
筆者は今、「表113 日本書記における魏国への朝貢の記録」を作成したばかりである。中途半端な説明をするより、しばらく考えたい。
これを読まれている方は、表を見さえすれば、日本書紀に何が隠されているかがすぐに分るであろう。
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